算数　小学4年生の壁

この秋から冬にかけて小学校4年生～の入塾の問い合わせが急増しております。
ほとんどの子が「算数が出来なくなった」という理由です。

 

これはよく聞く言葉「小4の壁」というものでしょうか・・・。

小4の壁の原因は、次のものです。

①小数・分数の扱いが本格化し、指折りで数えられない、頭の中で数の大きさや目安がイメージしにくくなったこと

②わり算の筆算の登場

③がい数の登場で、中でも設問にある「言葉の意味」がとらえられない。

④複雑な図形のイメージが出来ない

 

これらを解決するには、イメージ力を上げる訓練をすることと、また、頭の中だけで想像するのではなくノートに書いて可視化する力を付けることです。

 

もっと言うと、これは小4の壁を突破するためだけのことではなく、この先中学高校の数学を勉強するための「基本の素養」を身に付ける訓練でもあります。

すなわち、小4から算数的・数学的思考の訓練が本格化するのです。

それを見据えると、ここを確実にクリアしておきたいですね。