スマホの勉強への影響

仙台市の小中学生7万人を対象に東北大学が調査しているスマホ利用状況と成績の調査結果が公開されております。

この報告で驚くべきは、1日2時間以上スマホを使っている子のほとんど／3時間以上スマホを触っている子の全員は、どんなに勉強しても、しっかりと睡眠をとっても、平均以上の成績が出ないという結果です。

これは、私がここみらい平で個別指導をしていても同じように感じていることです。
スマホが手放せない子・すぐにスマホを触り始める子はとにかく「記憶力が悪い」です。30分前に教えたことも、何度もやったことも、頭にとどめておくことが難しい状態になっています。

高校入試の対策も、何度も・何日も・何時間やっても毎回リセットされており、いつまでたっても出来ることが増えていきません・・・。

理由は複数考えられると思いますが、調査結果の中で「発達期の脳が破壊されているかもしれない」と推測されておりますが、記憶力の悪さを考えると、やはり「そうなのでは」と思ってしまいます。

一方、30分～1時間の使用にとどめている子が一番成績が良い。
これらの子を見ていると、とにかく自制心がしっかりと養われています。成績が良いのはまさにこの自制心によるものでしょう。

※引用　プレジデントオンライン