中学3年生夏以降の塾選び

高校入試にむけ、部活の終わった7月から通塾を考えるご家庭が多いです。
ここみらい平校も6月以降多くのお問い合わせをいただきました。

 

7月以降の塾選びの考え方を少しだけお話します。

受験生として、1日4～7時間は勉強時間を確保しましょう。

 

塾選びのポイントは、次の2つで考えるべきです。成績ではありません。
①自力学習が出来る子・学習習慣がついている子
②自力学習が出来ない子・学習習慣がついていない子

 

短期間なので、どちらの子も塾形態としては「個別指導」が良いでしょう。

 

①のいわゆる勉強を自力で出来る子は
志望校と現状の成績を比べ、その差がどれくらいあり、それに対して適切な学習計画を組んでくれる塾を選びましょう。

ある程度成績もよい。でも志望校まであと50点。
そんな子には、応用問題中心で思考問題が解けるようになるような学習計画を立ててくれる塾ですね。
しかも、自力学習が出来るので、そんなに通塾回数は多くなくてよいです。
半年しかないと言って、たくさんの授業を取らせるような塾はやめましょう。

 

②のいわゆる勉強そのものをしない子は
ここまでの2年間家で勉強できなかった子は、例え半年後に受験が迫っていてもこの先家で勉強をすることはほぼ無理です。塾に通って勉強をさせることを提案する塾を選びましょう。

この際、お金をけちるようなことを考えてはいけません。
勉強する習慣がなく、かつ点数をかなり上げないといけない場合は、お金がかかって当たり前と思わなければいけません。

 

1日3時間で週4日程度を提案する塾が良いでしょう。ただ、月謝は7～10万円程度になると見込んでおきましょう。

お金をけちって、ちょっとしか通塾しないようなものを選ぶと、そのお金自体どぶに捨てているようなものです。