茨城県立高校　千葉公立高校の志願倍率＜2025＞

教室長の勝手な総括
 

＜茨城県立高校の志願倍率（県南エリア限定）＞

2025/2/11に茨城県教育委員会のホームページで一覧表が公開されておりますので、ここでは高校別の志願倍率は省きます。

 

2/10(月)は志願変更前（1回目）の出願最終日、ほとんどの学校は2日目(前週の金曜日)と変わりませんでした。

県南地区については
出願者総数　昨年5,695人 → 今年5,756人（61人増）
で増加率は1%程度

 

高校の偏差値でグループ化して眺めると

偏差値58以上　昨年2,566人 → 今年2,377人（189人減） 
偏差値45～57　昨年2,016人 → 今年2,107人（91人増）
偏差値30～44　昨年1,042人 → 今年1,131人（89人増）
つくばサイエンス　　昨年71人 → 今年142人（71人増）

 

と、やはり物価高による県立高校進学指向が高かった結果と考えます。
上位校の大幅な志願者数減（牛久栄進が500人に迫る出願となりましたが、竹園・土浦第二・水海道第一の3校合計で230名の減少が大きかった・・・。）が、下へ下へと玉突きとなり、中堅校以下の志願者数が昨年度よりも増えております。
また、確実な合格を！という思いが働いたのか、昨年度倍率の低かった高校に集中した傾向も見られました。倍率高低を繰り返す隔年現象がみられる高校はその傾向のままでした。

 

＜千葉県公立高校の志願倍率（第3学区限定）＞

千葉県教育委員会のホームページで一覧が公開されています。

 

偏差値55以上の上位校の倍率が軒並み1.5倍を超える高倍率（東葛飾の2.17倍はすごい・・・）となっており、極端なほど上位校志願に偏っています。これが首都圏型入試の傾向なのでしょうか。物価高の影響はないんですね。もしもの場合は私立高校への進学をバックアップとして高倍率でもそのまま受験するパターンと考えます。