中学受験が目前に迫ってきました。

あと3ヵ月で中学入試本番を迎えます。
この3ヵ月は、受験する子供よりも親御さんの方が精神的にまいってしまう家庭が目立ってきます。

その一番の原因は、
「子供が集中して勉強しない」
「入試が目前に迫っているのに意欲が見られない」

そして、その延長に
「子供が本当に受験したいのかがわからない」

という悩みを抱えるからです。

一度考えてみてください。
集中して勉強する／意欲的に勉強するとは、どんな様子を想像しています？
一言もしゃべらずに、鉛筆をガンガン動かして、たくさん書いて、1時間で何ページも問題をやっている。そしてそれを数時間も続けている姿でしょうか？

そんな姿、今まで見たことありますか？
そんな子はほんの一握りです。多くの子は塾でやらされている子、宿題として塾勉強を家でやっている子がほとんどです。

また、自発的にかつ強い意思を持って本当に受験したいと思っている子もほんの一握りです。多くは親や塾が誘導した受験で、どちらかというと親の願望ではないでしょうか？

私は常々言っています。
子供の態度にやきもきするよりも、今この時期、1分1秒でも子供が気持ちよく勉強できる環境を整えサポートすることが大切ではないでしょうか？
精神論をかざすより、実のある勉強をすることを優先し、一緒に受験勉強を楽しむことを考えてみましょう。